愛知県春日井市のAlcottです。
今回のテーマは『牛革の革ジャンvs羊革の革ジャン』です!
これから本革の革ジャンを買おうとしている方、革ジャン初心者の方必見の内容です。
Youtubeでも、革ジャンを題材にした動画の影響もあり革ジャンブームが再燃しています。
(ケンドーコバヤシさん自身も愛用する「Schott/ショット」革ジャンについての知識量、凄いです・・)
牛革と羊革、代表的な2種類の革を比べると一長一短があってどちらの革のライダースが良いのか迷ってしまいませんか?
「牛革は硬くて丈夫だけど、動きにくそう…」
「羊革は柔らかくて着やすそうだけど、経年変化するのかな…」
など、一生モノの革ジャンを手にするまでの疑問があると思います!
そこで!今回は、牛革と羊革の革ジャンを比較し、双方のメリットとデメリットを解説していきたいと思います!
革ジャンに使われる牛革と羊革
革製品で最も多く使用されている「牛革」
全般的に大判で厚く、繊維組織が均一で強度・耐久性に優れています。
カウハイド(雌牛)やステアハイド(雄牛)など、性別や月齢などで細かく分類されているのも特徴です。
続いて、品種が多く、革の性状も多様な「羊革」
羊革は、“ラムレザー”と“シープレザー”に分けられます。
ラムレザーは生後半年以下の羊、シープは生後1年以上の羊を使ったレザーです。
どちらも繊維が細かく、高級感のあるツヤに優れ、柔軟で手触りの良い革です。
では、牛、羊、双方のレザーの基本をお伝えしたところで、より深堀りしてそれぞれの特性を活かしたレザージャケットをご紹介していきます!
まずライダースジャケットと言えば
まず、牛革と羊革のライダースを比較する上でピックアップしたのが、世界でもっとも有名なライダースの老舗ブランド「Schott/ショット」。
多くの芸能人や俳優、アーティストが愛用してきたことでも知られる100年以上続くライダースー中のライダースブランドです。
Schott / ショットとは
1913年にニューヨークでショット兄弟によって設立されたブランド。
1928年に世界初のフロントジッパーを採用したライダースジャケットの販売をスタートして一気に世界的なブランドへと成長しました。
当時はボタン仕様のライダースしかなかった為、画期的なジャケットとして話題になりその後のライダース史に大きな影響を与えました。
そのSchottが時代に左右されず長年支持され続けている牛革と羊革の代表的なライダースジャケットでお話を進めていきます。
どちらも、何十年先でもカッコよく着れるものなので、ライダースジャケットを探されている方は是非参考にして下さい!
まずは、牛革ライダース代表はこちら
641XX 60’S STAND RIDERS/ライダース レザージャケット ¥115,500
”男の一生モノ”ステアハイドレザーを使った「Schott 641XX」をチョイス
※「ステアハイド」とは、生後3〜6ヶ月以内に去勢され、2年以上経った牡の成牛のことをいいます。
そして、シープスキン代表はコチラ
NEW DOUBLE BREAST RIDERS/ダブル ブレスト ライダース ¥79,200
”お洒落艶レザー”の「Schottセミダブルライダースジャケット」をチョイス
果たして革ジャンとして見た時には、どのような違いがあるのでしょうか!?
特徴を比較すると、革素材の中では対極にいる2種類の革でそれぞれの特性を活かしていることが分かってきます。
牛革と羊革の革ジャンの見た目
牛革(ステアハイド)
641XX 60’S STAND RIDERS/ライダース レザージャケット ¥115,500
リアルなディテールも楽しめる、ステアハイド(牛革)の641XXは、重厚感と特別感を兼ね備えた、「究極のライダースジャケット」
非常にコシとハリが強く、堅牢な革になっています。
購入当初は袖を通すのも一苦労するほど硬く、革ジャンが自立するほど。
着込んで馴染ませて、時間を経ていくごとに身体とのシンクロ率が高まっていく「育てがい」のある革質も魅力です。
羊革(シープレザー)
NEW DOUBLE BREAST RIDERS/ダブル ブレスト ライダース ¥79,200
ステアハイド(牛革)に比べてると、きめが細かく艶もあり上品な印象のシープレザー。
しなやかで柔軟性のある革ですので、買ったその日からラクに着られるライダースジャケットです。
「セミダブル」と言われる襟をスタンドカラーにしてスッキリとしています。
ダブルライダースジャケットに上品さと大人の余裕感とも言うべき”ゆるさ”が同居した印象が加わっています。
次はそれぞれのモデルで革ジャンの醍醐味とも言える“経年変化”について比較していきます。
牛革と羊革の革ジャンの経年変化
着込んだ状態の経年変化をお伝えしたい!と思っても、今から革ジャン着込んで10年後にブログをアップするわけにいかないですよね゚。゚(゚´Д`゚)゚
今回特別に、Schottライダースを実際に着ているユーザーの方から着用されている革ジャンの画像をお送り頂きました!
(ありがとうございます!)
まず、コチラ↓↓
ステアハイドのSchott641XX 60’S STAND RIDERSの10年着用の貴重な画像を送っていただきました!
Schoot641XXのステアハイド(牛革)は、着るほどに自分の体に馴染んでいき革の表面と、「芯」の色とのコントラストが生まれます。
着ていくうちにツヤが増してシワができたり,経年変化の面白みもステアハイドの魅力です。
続いて、シープレザー↓↓
ステアハイドの革ジャンに比べると立体的なシワなどはあまり付いていません。
肉厚があって風合いの良いシープレザーながら、3年近く着用しても経年変化は出にくかったとのことでした。
シワが記憶されにくいという表現が正しいのかもしれません。
逆に言えばクリーンな状態が保てるので、大人っぽいお洒落なライダースコーデが叶う革ジャンだと思います。
牛革と羊革の革ジャンの着用感の違い
ステアハイド(牛革)
非常に革が硬いため、着用当初は動きにくく重さ感じます。
まるで鎧です。
“一生育てていく革を身に纏っている”感があるので、武骨で男臭いカッコイイ革ジャンを求めている方には最高だと思います。
シープレザー
はじめから柔らかく馴染みが良い革なので、ノンストレスで着用することができます!
ある人は、”革ジャンはシャツ”という名言を残しています。
ステアハイドレザージャケットに比べると、着用感も見た目にもかなり軽く感じられます。
スタイリッシュでキレイ目なライダースコーデが叶うのはコチラですね!
牛革と羊革のメリット・デメリット
ここまでお伝えした「牛革と羊革の革ジャンの違い」も含めたメリット・デメリットについて簡単にまとめてみました!
ステアハイド
[メリット]
・長きに渡って経年変化を楽しめる。
・武骨な革ジャンを着る満足感が味わえる。
[デメリット]
・革が硬く重いので、着用時にストレスに感じやすい。
シープレザー
[メリット]
・革が柔らかく軽いので、着用時にストレスを感じにくい。
・革のキメが細かく上品なツヤで、キレイな印象に見せられる。
[デメリット]
・経年変化は出にくいため、革のアジを楽しみたい方には不向き。
最後に
いかがでしたでしょうか?
当店で取り扱いしているショットのアイテムを例に、「牛革と羊革のレザージャケットの違い」をお伝えしました。
牛革・羊革、どちらの革のレザージャケットを選んでも、一長一短があります。
着る方のスタイリングや、袖を通した時に「寝食を共にしていく相棒」はどちらか?などイメージしながら選んでみて下さい!
その際は、今回ご紹介したSchottライダースジャケットをぜひご検討下さい。
Schottの革ジャンは名古屋市内でも取り扱い店舗が極僅かです。
春日井市のAlcottと、当店オンラインショップの「ベンシュナ楽天市場」で取り扱いしており、ライダースで最も心配なサイズに関してもサイズ交換無料でご購入頂けます。
完売してしまったり、当店の取り扱い品番でなくても、メーカーから取り寄せることも可能です。
毎年Schottのワンスターは問い合わせが多く、取り寄せてご試着して決められる方もいらっしゃいます。
着用イメージや、サイズ感などでお悩みの方は、ぜひご気軽に春日井市Schott正規取り扱い店Alcottまでお問い合わせください。
オンラインショップ購入特典
ここまでブログを読んでくださった方にお得なお知らせです!
ベンシュナ楽天市場でお買い上げの方に限り、商品・ショップレビューを頂けますと特典がございます。
ドイツ生まれのレザートリートメント「ラナパー(Ranapur)」をプレゼント!
コレ一つで革ジャンのお手入れが簡単に済むので、革のお手入れにも悩み無用!!(^^)v
★ネットショップ購入の際に【商品レビューをする】を選択してください。
Schottの革ジャンをなるべく早く、簡単に柔らかく馴染ませる方法をこちらからご紹介しています!
ラナパーでお手入れして、着込んで、またお手入れして・・と、一生物のレザージャケットを育てる楽しさを感じられますよ♪
※お知らせ
メーカー規定により2023年春より一部のレザーライダースがジャケット価格改定で1~2万円程度の値上がりの予定です。
予告なく価格が変更することがございますのでご了承下さい。
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